-中村木材のしごと- 長野県木曽上松 中村木材工業所


山への感謝

「自分の会社さえ良ければ、という時代は終わった。地域全体で、木曽檜の今後を考えるときがきている」
弊社社長の言葉であり、社員一同の思いでもあります。

国内材全般で、現在は、輸入材が木材需要の8割以上を占める状況。
日本の木の文化が片隅に追いやられてしまい、木を切り、それを使うことで利益を山に還元する循環が途絶えてしまっているのです。

「せめて、輸入材対国産材の比率が6対4ほどになれば。自国の木材を使う大切さを見つめ直して欲しい…」

お客様のご要望にお応えすること。
木曽檜の素晴らしさをお客様に伝えていくこと。
そして木曽檜を通じて山への感謝と利益を還元したいという思いを胸に、木曽檜を提供しています。

木曽の山々

木の輪廻システム

木のことを思いやるといっても、ただ木を切らずに保護すればいいというものではありません。
木曽谷には樹齢300年以上になる天然木曽檜と、人工的に植林された木曽ひのきがあります。天然木曽檜の資源量は339万立方メートル(平成14年3月31日現在、木曽谷森林計画区内、中部森林管理局調べ)。すべて国有林内に生育するため、中部森林管理局の管轄下に置かれ、5年ごとに樹立される施業計画の下に伐採量が決められています。
つまり毎年、どのくらいの量を切るのが適切なのか、という判断の下で伐採を行っているわけです。
これは、森林の輪廻システムを守るということでもあります。

輪廻システム

輪廻システムというのは、図でもわかるように、植樹から消費までを一巡するサイクルです。木は「植樹→育樹→伐採→消費→植樹…」を幾度となく繰り返しています。このバランスが崩れ、正常に循環しなくなると、森林荒廃を引き起こしてしまいます。

中村木材では、輪廻のサイクルを考え、切り出した木材の有効活用(適材適所にあますところなく使う)と、地域として木曽檜を通じた循環をとなえています。